一般財団法人 子ども健やか財団

「子どもたちの健やかな心身の育成」を目的とする財団です。

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平成30年度「子ども健やか財団」事業計画

事業の基本構図

1)体験学習事業

農家を日帰りで訪問する「農業体験」、専門家の話を聞いて学ぶ「講演会・ワークショップ」、植物を栽培し成長を観察する「植物栽培活動」等様々な学習体験の機会を提供することにより、子ども達が、自然、命、食健康、文化など多様なテーマに関し学び、考えるきっかけとし、子どもの心身の健やかな成長を促す。

2)健康増進事業
家庭等で自ら簡単に行うことができる健康法(呼吸法)を教えるとともに、子どもの健康に関する医師ら専門家の話を聞き、疑問や心配事の相談をする機会を提供することにより、子どもの心身の健やかな成長に寄与する。

3)助成・奨学金事業
子どもの健やかな成長に寄与する調査・研究に対する助成金の給付、及び、高校、大学等に進学を希望する向学心に富んだ者に対する奨学金の給付を実施し、子どもの健やかな成長及びそのための環境整備に寄与する。

4)情報発信事業
子どもと健康に関連するテーマを取り上げ、テーマごとに情報を収集し広く発信することにより、子ども達が健やかに成長し生活できる環境の整備を目指す。


各事業の詳細

1)体験学習事業

【問題意識】

自ら学び考える力の不足、生活体験・自然体験の不足、自立の遅れ等、現代の子どもに指摘される課題 には、教育の仕組みや、都市化、核家族化等、様々な要因が考えられるが、自然、命、食、健康、文化等のテーマについて子どもが実際の体験を通じて、知り、学び、感じることは、これらの問題を解決する一助になるものと考えられる。また、このような体験の機会は、子どもの健やかな育成に密接に関わる親ら大人にとっても重要である。そこで以下のように様々な形で、子どもや親が体験し、学ぶ機会を提供する。

【活動内容】

(1) 農業体験
 特色ある農家を選定して訪問し、実際に土に触れ、野菜や米を収穫し、収穫した食べ物をいただく
 という体験をする機会を提供し、食に対する意識を高め、命の意味を考えるきっかけとする。
  ア 具体的内容
  ・野菜農家、米農家、畜産農家等を訪問する日帰りツアーを実施する。
  ・各回の参加人数は約20名を予定。
  ・訪問先の農家としては、自然栽培、無農薬栽培、循環型農業等を行っている特色のある農家を選ぶ。
  ・農家の方の専門的な立場から、野菜や畜産動物の生態、農業と自然環境の関係、
   農業をするうえでの苦労等について、話を聞く。
  ・農家において、実際に土に触れる、動物に触れる、野菜や米を収穫する、
   収穫した食物をいただく等の体験をする。
  イ 対象
  ・幼稚園児から高校生くらいまでの児童・生徒、その親
  ・本事業のテーマに関心をもつ大人
  ウ 実施回数
   1「21世紀を展望した我が国の教育の在り方について」(中央教育審議会 第一次答申)参照)。     http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/old_chukyo/old_chukyo_index/toushin/1309579.htm
    2回/期
  エ 募集方法
   財団HPでの案内発信、児童施設等へのチラシの配布、
   新聞やウェブの情報欄等への記事掲載を通じた公募(応募者多数の場合は抽選)

(2)講演会・ワークショップ
 循環型農業、食と健康、家庭と食等のテーマに精通する専門家から話を聞く機会を提供し、
 自然や地球への関心、健康や食への関心等を引き出し家庭での親子の交流の大切さを考え直すきっかけとする等、啓蒙する。
  ア 内容
  ・「子どもの心身の健康」に関する見識を持つ専門家をお招きし、話を聞く講演会を実施する。
  ・初年度は、「食と健康」を年間テーマとし、循環型農業、食と健康、
   家庭と食等のテーマに精通する各界の専門家を招く。
  ・料理体験等、各回のテーマに沿った体験もできるワークショップ形式とする。
  イ 対象
   ・幼稚園児から高校生くらいまでの児童・生徒、その親
   ・本事業のテーマに関心をもつ大人
  ウ 実施方法
   場所 :都内
   回数 :2~3回/期
   その他:一般社団法人シンクネイチャー アーツ&デザイン他、
       各種 団体や教育プログラム、地域のコミュニティなどと連動しての実施を予定している。
   2「自然と調和した新しい美のカタチの追求」をテーマとする一般社団法人 http://synchnature.com/
  エ 募集方法
   財団HPでの案内発信、児童施設等へのチラシの配布、
   新聞やウェブの情報欄等への記事掲載を通じた公募(応募者多数の場合は抽選)

(3)植物栽培活動
  土や植物に触れながら植物を栽培し、植物の成長を観察する機会を提供し、
  子どもに驚きや感動、生きている実感を与え、子どもの心の成長を促す。
  ア 内容
  ・幼稚園や小学校に植物と土(堆肥)、プランター等を提供し、
   子どもに、植物を植え、育てる体験の機会を提供する。
  ・土(堆肥)に触れた感想、植物や農作物が育っていく様子を見たときの気持ち等、
   活動期間中の子ども達の心の動きや変化を先生や親に観察してもらう(記録し活動成果を検証する)。
  ・堆肥と微生物、植物の生態等、植物栽培に関する知識について、専門家が子ども達に教える。
  イ 対象
   ・全国の幼稚園、小学校、その他子どものための教育機関、
    及び、そこに通う幼稚園児から小学生くらいまでの児童
  ウ 実施方法
   ・場所:対象となる教育機関(校庭など)
   ・校数:1~2校/期に対して実施する。
   ・期間:1年間とする。
   ※その間、対象教育機関への訪問、同教育機関からの聞き取り等により、活動状況をフォローする。
  エ 募集方法
   財団HPにおいて公募する。


2)健康増進事業
【問題意識】

 子どもにとっても、自らの体を大切にし、健康を維持する方法を学び実践することは重要であるが、
 家庭等で自ら簡単に実践できる健康法として呼吸法が挙げられる。
 呼吸は生きるために不可欠な活動であると同時に、適切な呼吸法は、心身をリラックスさせ、免疫力を高める等、
 健康を増進させる働きがあることが知られているのである。
 ところが、現代の子ども達は、幼少期から受験勉強などのストレスに晒され、
 基本的な運動の機会が著しく減少する中、呼吸が浅くなりがちであること、
 鼻呼吸が出来ず弊害が多い口呼吸になりがちであること等が指摘されている。
 そこで、家庭等で自ら簡単に実践できる健康法として、子ども達を中心に「呼吸法」を教え練習する機会を提供する。
 また、教員等の希望者に対しては、子どもに対する「呼吸法」の教授法を教えるものとする。
 同時に、「子どもと健康」に関して医師等専門家の話を聞き、疑問や心配事を質問、相談する「茶話会」を開催し、
 親らが子どもの健康に関する理解を深める機会とする。

【活動内容】

(1)健康法実践会
  ア 内容
  ・参加者に対し、医師が監修した呼吸法を教え、練習し、身に付ける機会を提供する。
  ・教員等の希望者に対し、子どもに対する呼吸法の教授法を教える。
  ・医師等の専門家を招き、「子どもと健康」をテーマに話を聞くとともに、同専門家に対し、
   子どもの健康に関する疑問や心配事を質問相談する「茶話会」を開催する。
  イ 対象
   ・幼稚園児から高校生くらいまでの児童・生徒、その親
  ・幼稚園、小学校、高校等の教員
  ・本事業のテーマに関心をもつ大人
  ウ 実施方法
   ・場所  :東京都内   
   ・実施回数:1~2回/期  
  エ 募集方法
   財団HPでの案内発信、児童施設等へのチラシの配布、
   新聞やウェブの情報欄等への記事掲載を通じた公募(応募者多数の場合は抽選)


3)助成・奨学金事業

【問題意識】

 子どもの心身の健康やそのための環境整備に関連するテーマの調査・研究を対象とする助成金の給付、
 及び、進学を希望する向学心に富んだ者を対象とする奨学金の給付を実施することは、
 子どもの健やかな成長及びそのための社会の実現に資するものである。

【活動内容】
 ア 内容・対象
  ・子どもの健やかな成長及びそのための環境整備に資する調査・研究に 対し、助成金の給付を実施する。
  ・高校、大学等に進学を希望する向学心に富んだ者に対し、奨学金の 給付を実施する。
 イ 実施方法
  ・件数   1~2件/期
  ・選考 専門家からなる選考委員会において公正に選考するものとする。
  ・助成/奨学金金額 100万円/期まで
  ・成果の報告 調査・研究に助成した場合、終了後、その成果の報告を受けるものとする。
 ウ 募集方法
   財団HPにおいて公募する。


4)情報発信事業

【問題意識】

 情報社会といわれる現代において、子どもの健康に関する情報はインターネットやテレビ、書籍などのメディアに溢れている。
 しかし、その情報の信頼性はさまざまであり、また、個人が、特定のテーマについて、網羅的に情報を収集し分析することは困難である。
 そこで、子どもの健康に関するテーマを取り上げ、テーマごとに情報を収集し、発信する。

【活動内容】
ア 内容  
 ・子どもの健康に関連するテーマを取り上げ、テーマごとに情報を収集し、財団HPから発信する。  
 ・情報は、専門家の知見に基づく信頼性の担保されたものとし、情報源(リソース)とともに公表する。  
 ・平成30年度の具体的なテーマとしては、「腸内環境」「抗生物質」「虫歯」等を予定している。  
 ・また、1)体験学習事業、2)健康増進事業において扱われるテーマに関する情報についても、
  本事業によって発信していくものとする。

以上




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